Slide II - 058
子どもの吸引については、大人と違い、吸引等の必要性を理解しないで抵抗される場合があることです。そのような時は、親に協力する形で実施し、介護職の一存では実施しないようにします。
口腔・鼻腔内吸引では、吸引カテーテルの根元を指で抑えて陰圧がかからない状態で、挿入します。鼻腔内吸引では、耳たぶのあたりの深さまで、口腔内では口蓋垂を刺激しないあたりまで挿入し、次に陰圧をかけてゆっくり回しながら10 〜 15 秒以内で引き抜きます。取りきれない場合、長時間をかけず、時間間隔をあけて行うとよいでしょう。