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次に鼻腔内吸引の場合のコツです。鼻腔粘膜はデリケートで出血しやすいため、吸引カテーテル先端を鼻腔の奥まで挿入し終わるまでは、吸引カテーテルを操作する手と反対の手で、吸引カテーテルの根元を押さえて、陰圧をかけないようにして下さい。
次に、セッシ(ピンセット)で吸引カテーテルを操作する場合も同様ですが、手で吸引カテーテルを操作する場合は、ペンを持つように持って、まず最初にカテーテル先端を鼻孔から数センチ、やや上向きに入れます。

鼻腔内吸引の場合のコツ:鼻腔内吸引では、最初にカテーテル先端を鼻孔にやや上向きに入れます