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手順9
注入中もその場を離れずに、異常がないか確認します。すなわち
・息切れがないか、呼吸が速くなっていないか
・冷や汗や、脂汗が出ていないか
・顔色の異常はないか
・意識の変化はないかまた
・腹痛、嘔気・嘔吐等の各種腹部症状、顔面紅潮、めまいなどないか
・栄養剤の漏れがないか急激な滴下や滴下の停止がないか、などを観察します。
これらの症状がある時には、注入速度を2 分の1 におとしたり、一旦投与を中止し、血圧が測定出来る場合は測定し、家族や医療者に連絡を取り対処を仰ぐことが必要です。
また食事中は、出来るだけリラックスできるよう、他のケアはせずに見守るようにしましょう。

手順H:異常がないか確認する