Slide III - 031
手順P
利用者に吸引が終わったことを告げ、確認できる場合、喀痰がとれたかを確認します。
利用者の顔色、呼吸状態等を観察するとともに、人工呼吸器が正常に作動していること、気道内圧、酸素飽和度等をチェックしましょう。
また、吸引した物の量、性状等について、ふり返り確認をします。
その際には、
・本人の意思を確認しているか。喀痰をとり切れていない場合はもう一回繰り返すかを聞いているか
・痛みをあたえず、吸引できたか
・吸引した喀痰の量・色・性状を見て、異常はないか確認しているか。(異常があった場合、家族や看護師、医師に報告したか。感染の早期発見につながる)
・サイドチューブ付き気管カニューレの場合、サイドチューブからも吸引する(吸引器の接続管とサイドチューブをつなぐ)
などに留意しましょう。