Slide II - 162
手順1 として、利用者本人から注入の依頼を受けたり、利用者の意思や体調を確認します。
具体的には「今から栄養剤を胃ろうから入れても良いですか?」と尋ね、意思を確認し、また、ご本人がいつもの状態と変わりがないか確認します。
・利用者の腹痛などの腹部症状に関する訴えや、
・38.0 度以上の発熱
・腹部の張り
・連続した水様便
・いつもと違う活気や元気のなさ 等の有無についてチェックします。
これらの症状がある時には、利用者、担当看護師、家族に相談します。
また、意識のない利用者については、ご家族や医療者に注入して良いか判断をあおぎます。
また、利用者の意思と同意の確認を行います。
利用者が食事を拒否する場合や利用者の体調などによって、栄養剤の注入を中止や延期される場合には、水分をどうするかを利用者あるいは看護師に確認しましょう。