Slide III - 019

手順M
利用者に吸引が終わったことを告げ、確認できる場合、喀痰がとれたかを確認します。利用者の顔色、呼吸状態等を観察するとともに、吸引した物の量、性状等について、ふり返り確認しましょう。その際には、
・本人の意思を確認しているか。喀痰をとり切れていない場合はもう一回繰り返すかを聞いているか
・苦痛を最小限に、吸引できたか
・利用者の状態観察を行えているか。経鼻胃管使用者では、経鼻胃管が吸引後、口腔内に出てきていないかを確認
・吸引した喀痰の量・色・性状を見て、喀痰に異常はないか確認しているか(異常があった場合、家族や看護師、医師に報告したか。感染の早期発見につながる)
などに留意しましょう。

手順M