Slide III - 043

手順I
★栄養剤の注入が終わったらクレンメを閉じ、経管栄養セット側のチューブをはずします。次にカテーテルチップ型シリンジで、胃ろうチューブに白湯を流します。
★胃ろうカテーテルがチューブ型の場合は栓をし、ボタン型の場合は、専用接続用チューブをはずし、栓をします。
★胃ろうカテーテルが腹部に圧をかけないように向きを整えます。
★胃ろうチューブの先端を利用者が気にならない場所や介護中に引っ張りのない場所に整えます。
注入が終わっても、呼吸状態、意識、嘔気、嘔吐※などに注意をしましょう。

※嘔吐がみられたら、吐瀉物の誤飲がないように顔を横に向けます。ただちに家族や医療者は、口腔内を吸引し、胃ろう側のチューブを開放して、膿盆などで逆流した栄養剤を受け、胃の内圧を徐圧します。
栄養剤の量や、滴下速度、腸音、利用者のバイタルサインなどの一般状態を確認しておき、次回の注入の参考とします。

手順I