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最後に、嘔吐があった場合について考えてみましょう。
原因としては、
・経鼻胃管が抜けかけて、先端が胃より上部に位置している場合
・噴門の弛緩、幽門の狭窄・胃や消化関係の蠕動(ぜんどう)運動の低下による胃の膨満
・口腔・鼻腔内吸引時による咽頭の刺激、などが考えられます。
医療者の対処方法としては、
・栄養剤の注入を中止して、栄養剤の注入側のキャップを開放し、栄養剤を膿盆などに受けて減圧する
・顔を横に向けて口腔内の吐物をはき出させる
・咽頭を刺激しないように口腔内を吸引する
・医療者に連絡し、今後の体位、投与スピード、栄養剤の形態について検討する等が挙げられます。

緊急時の対応方法(4)