Slide II - 092

その後、すぐにカテーテルを上向きから下向きに変え、底を這わせるように深部まで挿入します。このように、方向を変えることと、カテーテルをイメージした顔の正中方向に進めることがコツです。カテーテルを上方向のまま進めると、鼻甲介や鼻腔の天井部に当たって、患者さんが痛みを訴えたり、吸引そのものができなくなります。慣れないと、カテーテルは数 cmしか入りませんが、うまく入ると、8〜 10cm程度挿入できます。

次にカテーテルを下向きに変え、底を這わせるように深部まで挿入