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いまだに根治療法はありませんが、近年、胃ろうからの経験栄養による栄養管理の発達や、鼻マスクによる非侵襲的陽圧呼吸( NPPV)や気管切開による陽圧人工呼吸( TPPV)等の人工呼吸療法の発達により、施設のみでなく在宅でも、10年以上、中には 20年以上の長期にわたって療養を行っている患者さんが、増加しています。
したがって、この病気では、食事の飲み込み障害や呼吸筋の麻痺で喀痰の排出障害が出現した時期に、経管栄養や喀痰吸引等の処置が日常的に必要となります。

筋萎縮性側索硬化症